
デザイン会社からスタートしたブランディング会社
ユナイテッドクリエイティブは、もともとロゴマークやグラフィックデザイン、ホームページなどを制作するデザイン会社としてスタートし、20年目を迎えました。
東京で広告会社、デザイン会社、広告会社のアートディレクターとして経験を積み、沖縄で大手広告会社に勤務し、大手企業を担当してたこともあり、デザインや業務そのものを円滑に進める「コミュニケーション力」には自信があり、お客様にも喜んでいただける仕事はたくさんありました。でも、1つだけずっと感じていたことがありました。
それは、仕事の多くが「作って終わり」になってしまう、キャンペーンや継続が決まっている仕事は別にして、いわゆる単発的な業務が主流の業界でした。納品すれば一区切り。もちろん次のご依頼をいただくこともありましたが、もっとお客様の会社の成長に深く関わりたいという想いが強くなっていきました。
そんな頃、お客様から「ブランドとして育てていきたい」「このデザインで会社はどう変わるの?」「他社とどう差別化すればいい?」といった相談を受ける機会が増えてきました。デザインそのものもすごく大切ですが、お客様からは「デザインとは」「経営とは」「ファン作りの仕組み」等の要望多くあり、デザイナーという枠組みだけでは答えられない課題があることを実感したのです。今に思えばそれは会社としてステージが上がってきた時でもありました。
「見た目を良くするデザインだけでは、本当の課題解決はできない」と感じた私は、企業の価値をどう伝え、どう選ばれる存在になるのかを本気で学ぶことを決意しました。そして、一般社団法人ブランド・マネージャー協会でブランド・マネージャー1級資格を取得し、マーケティングを学び、ブランディングを事業の中心に据えるようになりました。
ブランディングを学ぶ過程で協会の講師、仲間に会い、気づいたことがあるんです。それは東京でもどこでもそうですが、ブランディング会社の多くはデザイン会社ではないので、ブランディングだけをやり、それに付随するクリエイティブは他社へ外注するのです。そこに私たちは自社の業務としての「強み」を発見し、光がパッとさしてきたような感覚だったのを覚えています。
今の私たちは、デザインを作ることだけが仕事ではありません。経営者の想いや会社の強みを整理し、「なぜ選ばれる会社なのか」「どう改善したら選ばれる会社になるのか」を一緒に考え、形にしていくことを大切にしています。そして、その成果が数字として出た時はデザインが上がった嬉しさの何倍にもなることに気付きました。デザインはゴールではなく、その想いを伝えるための方法、課題解決の手段という「型」が気持ち的にも体制的にも決まってきたのです。
今は「この会社のデザインをしたい」という創業当初の思いとは変わって「この会社を伴走しながら一緒に課題解決=お客様の会社の利益を追求していきたい」という風になりました。会社の大きさ、従業員の数は関係ありません。小さな会社こそ自社の武器「ブランディング」をするべきなのはわかっているんです。あとはそれをお客様に共感し、理解してもらい、一緒に会社を育てていきたい思いは変わりません。これからも、お客様と長く伴走できるパートナーであり続けていきたいと考えています。

